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シェリーはボデガの個性

IMG_5649.JPG17日からヘレスに来ています。暖かくて、11月だということを忘れてしまいそうです。けれども畑をみればもう秋。ぶどうの葉が黄色く染まっています。

丁度ワインの発酵が終わって、気温が下がるのを待つばかりの時期にさしかかっています。ヘレスでは一旦ワインができると、それを発酵槽においておいて自然に澱を沈めます。その上澄みを飲めるようになるのが12月で1月から2月ぐらいまで「モストの季節」になります。ヘレスでは発酵が終わった状態ではまだ出来上がったワインとみなされなにので、モストと呼ばれます。

未完成ながら、モストを飲ませてもらいました。最初はタバンコと呼ばれる一種のいっぱい飲み屋にあった、「バルデスピーノ」のモスト。バルデスピーノはしっかりした個性的なシェリーで知られています。コノモストは樽から出したてではないので、ちょっと酸化していたので比較されるには不利ですが、骨太さがわかります。次はサンルーカルのマンサニーリャのメーカー、「エレデロス・デ・アルグエソ」でテイスティング・サンプルとしてボトリングしてくれたもの。これは葉っぱや茎のような、ちょっと青臭い風味があるフレシュなもの。次はヘレスの「ファウスティーノ・ゴンサレス」という本当に小さなボデガで、樽から出してもらったもの。樽には発酵中に穴からあふれ出したワインが流れた跡がついています。これはフルーティさがあり、まったりした口当たり。

ボデガによってシェリーの味が異なりますが、生まれたときから違いがあるんのですね。冬、ヘレス地域に行く機会があったら、ぜひ、モストを試してみてください。

(写真はヘレスのボデガ「フェルナンド・デ・カスティーリャ」です。紅葉したぶどうのアーチが美しかったです。)

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