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La Música del Vi ワインの音楽


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La Música del Vi ワインの音楽」と題したワインの試飲会が隔年にバルセロナで開催されています。注目の生産者が集結するということで、毎回あふれんばかりの参加者で会場が埋まります。主催は1932年創業の「Vila Vinitecaビラ・ビニテカ」というバルセロナのワインショップです。現在のオーナー、三代目のJoaquim Vila、通称キン・ビラさんがセレクトした最高のワインを試飲できるのがこの「ワインの音楽」。数々のワインが奏でる美しいメロディーに酔いしれる一日です。

 

Cata por Pareja ペア・テイスティング

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それと同時に、今年は前日、330()に実施されたのが「Premio Vila
Viniteca de Cata por Pareja
 ビラ・ビニテカ賞ペア・テイスティング」です。二人でペアを組んでブラインド・テイスティンに挑戦します。第7回目になる今年はヨーロッパ各国からの参加者も含め、120組が挑戦しました。申し込みは、開始16時間で満席になって、締め切り。それもそのはず、優勝賞金は2万ユーロ、1€=140円換算で280万円です。

最終審査に使われたワインは次の通りです;

1. Laurent-Perrier Cuvée Alexandra Brut Rosé 2004 (AOC Champagne)

2. Gran Caus Blanc 2005 (Do Penedès)

3. Finca Allende Mártires 2012 (DOCa
Rioja)

4. Weingut Dönnhoff Felsenberg GG (2010)

5. Clos Erasmus 2010 (DOQ Priorat)

6. Cayuse Cailloux Vineyard Syrah 2010 (Walla Walla)

7. Fernando de Castilla Palo Cortado
Antique (DO Jerez-Xérès-Sherry)

 

La Música del Vi/ワインの音楽

 

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明けて331日(月)、本番の試飲会、「ワインの音楽」です。会場はバルセロナのヨットハーバー近くのLa Casa Llotja de Mar (商品取引所)14世紀後半、カタルーニャ・ゴシック時代に建てられた大変ゴージャスで美しい建物です。そこに並んだブースでは151社分のワインがテイスティングに供されました。

 Aalto,  Alvaro Palacios,  Haciend Monasterio, Palacios Remondo,  Telmo Rodriguez など著名な醸造家のボデガはもちろんのこと、スペイン全土から、外すことのできない注目のボデガが勢ぞろいしていました。

 

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パティオには、樽毎のセレクトをした希少なシェリーとモンティーリャ・モリーレスのワインをボトリングするEquipo Navazosのブースがありました。他ではなかなか試せないワインばかりです。ここではリオハ・アルタの著名なボデガ、Finca Allendeのオーナー醸造家、ミゲル・アンヘル・デ・グレゴリオさんと一緒に試飲。彼も2階にブースを出していました。

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隣はシェリーのなかでもAlmacenistaという、個人が長期熟成したシェリーのシリーズを発売するEmilio Lustau社。世界一の酒精強化ワイン醸造家に選ばれたマヌエル・ロサノさんが自らシェリーをサービス。リッチな気分です。

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2階はシャンデリアの輝く、宮殿のような会場です。DOトロの高級ワインNumantiaのブースでは同社最高級のTermanthiaも試飲させていただきました。

マヨルカ島の固有品種を生かしたワインをつくる4Kilos Vinícola、DOメントリダでガルナチャ・ティンタをフィーチャーしたワインをつくるJimenez Landiはごく限定商品、El Reventón,
Cantos del Diablo, Las Uvas de la Ira
を出展。彼のブースには友達の醸造家たちが家に遊びに来たがごとく集まって賑わっていました。

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1階に降りると、前日ペア・テイスティングの会場になっていた広大なスペースにブースが所狭しと並んでいました。 DOバレンシアのCeller del Roureという古いティナハ(素焼きの壺)でワインを熟成しているボデガのブースが。VTカスティーリャ・イ・レオンでルフェテやカラブレスといった地元品種を使ったワインをつくるCámbricoが。 

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DO カラタユッドのガルナチャでワインをつくるLas
Rocas
も。DOCプリオラトのボデガMas Altaの2人や、DOCプリオラトとDOモンサンでワインをつくるオーナー醸造家のAlfredo Arribas(ボデガ名も同じ)さんとも再会。ボデガK5
Argiñano
ではバスク地方のチャコリも試飲できたり、 盛りだくさんであっという間に一日が終わりました。

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今年はフランスのメーカーのブースがかなり出展しているのが目立ちました。スペインの市場にも海外のワインが入ってくるようになり、先端的なワインショップにはシャンパーニュ(最近はけっこう普通に店頭に並んでいます)だけでなく、ボルドーやブルゴーニュ、アルザスなどフランス各地の他イタリアのワインなどもあります。

毎回来場者が増えているような感じがする「Musica del Vi ワインの音楽」です。そして毎回何か発見があるのが楽しい試飲会です。次回も楽しみにしています

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