マドリッド・フシオン&エノフシオンMadridFusión & Enofusión -(1)
2017/02/26

1月末、異常に寒いマドリッドで今年も「マドリッド・フシオン」と「エノフシオン」が開催されました。ガストロノミーの最新情報発信フェア「マドリッド・フシオン」は今年で15回目、ワインの「エノフシオン」は7回目になります。会期は123日、24日、25日の3日でした。 *2回に分けて掲載します。


マドリッド・フシオン

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今年のプログラムの表紙は海藻。昨年「マドリッド・フシオン」ではアンダルシアの大西洋岸の町エル・プエルト・デ・サンタ・マリアにあるミシュラン二つ星レストラン「アポニエンテ」のシェフ、アンヘル・レオンによる海のプランクトンを使った料理が注目されましたが、これまで西洋料理ではあまり使われなかった素材にも興味がもたれるようになっています。その象徴が海藻といえます。


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相変わらず、日本料理は注目の的で、アトゥン(Atún)=マグロはそのスターです。マグロの刺身をサービスするブースの試食は大変な人だかり。多目的ステージではバルセロナの和食店「コイ・シュンカ」のシェフ、松久秀樹さんが巧みなスペイン語で解説しながら、マグロのスシを握り、大歓声を浴びていました。また講堂でも東京、西麻布の「大谷之鮨」の大谷隆之さんが「世界最高のスシ?」というテーマで、"鮨"の極意を披露。スペイン人のスシに対する興味は尽きません。


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今年のテーマ国はアルゼンチンで、ブースは大賑わい。また中南米からはコロンビア、チリ、エクアドールなどの参加もあり、賑やかでした。料理が注目されているペルーのブースでは、ワインを蒸留して作るピスコのカクテルの実演も好評でした。

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大講堂では連日様々なプレゼンテーションが行われ、ミシュランの星付きレストラン、「ムガリッツ」や「アルザック」のシェフが登場したり、新感覚の中華料理やフィリピンの料理、カクテルなども披露されたり、様々な試みが発表されていました。

恒例になった「グルメ・ハンバーガー・コンクール」も満場の人だかりでした。

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一方、モダン・スパニッシュ・キュイジーヌの流行で、食器にも大きな変化が見えています。定版の白い丸皿は過去のものといった感じで、様々な意匠を凝らした(使い勝手は?)食器の数々が展示されていました。


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なぜか毎年「エノフシオン」ではなく「マドリッド・フシオン」でテイスティング会を開催する「原産地呼称リベラ・デル・ドゥエロ」。今年は会長のエンリケ・パスクアル・ガルシアさんの司会で、サン・セバスティアンのレストラン「ムガリッツ」のソムリエ、ギリェルモ・クルスさんと、マドリッドの日本食レストラン「カブキ」のソムリエ、シルビア・ガルシア・ギハロさんがボデガとワインのコメントに当たりました。テーマは長期熟成ワイン。一番若い「デエサ・デ・ロス・カノニゴス」のグラン・レセルバ2001から「トレミラーノス」レセルバ1985と「バルソティーリョ」グラン・レセルバ1985まで、10本。うち「アレハンドロ・フェルナンデス=ティント・ペスケラ」の「ミレニウム」レセルバ1996はマグナムでした。素晴らしい! リベラ・デル・ドゥエロの底力を感じました。

     → 2)マドリッド・フシオン&エノフシオンMadridFusión & Enofusión に続く


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