9月25日(火)、品川のザ・ランドマーク・スクエアの30F、「レストラン・チェリー」で、AVANTESELECTA社http://www.avanteselecta.com/ の輸出部長、フランク・ケルステンさんが来日したのを機に、輸入元のミリオン商事さんが、試飲とマリアージュのランチを開催。AVANTESELECTA社がスペイン8地域に持つボデガのうちの4地域の4つのボデガの製品を試しました。
1.原産地呼称ルエダD.O.Rueda :ボデガス・ナイアBodegas Naia
「Ruedaのグランクリュと呼ばれるラ・セカ村(主催者コメントより)」にあるボデガ。Naiaは派手さがない代わりにクリーミーでメロウで、リッチさを感じるベルデホ100%の白。Naiadesは接ぎ木なしで80~150年の古木でつくる、しっかりしたベルデホ。他にk-naiaも試飲。
2.原産地呼称リアス・バイシャスD.O.Rías Baixas:ボデガ・ビニャ・ノラBodega Viña Nora
Noraはリアス・バイシャスのクラシックなアルバリーニョ。1年瓶熟した方がいいということで、現在市場に出ているのは2010年ヴィンテージのもの。落ち着いた柑橘系の香りがいい。他にNora da Neveも試飲。
3.VTカスティーリャ VT de Castilla:マノ・ア・マノ・ボデガスMano a
Mano Bodegas
ラ・マンチャのまん中にあるボデガ。個性的なイラストを使ったラベルのデザインが斬新。赤い熊のイラストが印象的なVenta La Ossaのセンシベルは樹齢60~100年のぶどうを使ったもので、ガーネットがかった色が美しく、スパイシーさがある、落ち着いたワイン。他にManonとMano a Mano、Venta La Ossa Syrahも試飲。
4.地呼称リベラ・デル・ドゥエロDO
Ribera del Duero:ドミニオ・デ・アタウタDominio de Atauta
人口20人という小さな村でつくられるワイン。畑は海抜1000mで、寒暖の差が激しい地域にあり、接ぎ木なしで樹齢80年以上のぶどうを持っている。Dominio
de Atautaはその古木を使って丁寧につくったワインらしく繊細さのあるバランスのとれたワイン。他にAtalaya de Golbán とParada de Atautaも試飲。
各地の特徴を出したボデガをセレクトしようというAVANTESELECTA社の意図の通り、土地の品種が生かされたワインでした。オシャレな料理との相性も楽しめました。