3月4日(月)新宿の京懐石「柿傳」で季節のすっぽんの煮物椀を中心にしたメニューでシェリー各種を試す会が開かれました。今回のシェリーは、輸入されて間もないエキポ・ナバソスのものが中心です。エキポ・ナバソスのエキポはチームの意味。シェリーのエキスパート何人かがシェリーのボデガを訪ねて、そこから気に入ったワインを買ってボトリングして、ナンバー付シリーズとして発売するものほか、特別企画ものがあります。個人の趣味が拡大したようなものなので、非常に限定数しか出荷されていませんが、スペインだけでなく、シェリーの愛好家の中では大変評判になっているワインです。
El 4 de marzo,
lunes, probamos el maridaje entre la comida japonesa con el plato principar
hecho con la tortuga fluvial, “Suppon” y los vinos de Jerez y Manzanilla en el
restaurante “Kakiden” de Shinjuku, Tokyo. Mayorías de los vinos eran del Equipo
Navazos que abaron de entrar en el mercado japonés.
先付の鮒寿司と鮑粕漬は、その独特の個性的な風味が、熟成期間の長く、古い金のような色で深みのある風味のラ・ボタ・デ・フィノ”マチャルヌード・アルト”No.35と絶妙なバランスでした。Funazushi
(Carpín salado y fermentado) y Awabi (oreja marina adobado en los posos del Sake)
con La Bota de Fino “Macharnudo Alto” No.35.
ここでナバソス・ニーポート2011という酒精強化なしでフロールのもとで9か月熟成したワインも用意。付け合せの菜の花の塩加減がこれにぴったり。
炊き合わせのタケノコのほろ苦さと、ほのかなフロール感のあるこのワインは素晴らしい取り合わせ。淡い味付けの鱈子、付け合せの若布やふき、木の芽の風味とも合いました。
Verduras variadas como flor de colza, brote
de bambú, algas, etc. y sashimi combinan muy bien con Navazos-Niepoort 2011.
向付の鯛、島鯵、赤貝はNo.35のフィノ、ナバソス・ニーポートそしてエレデロス・デ・アルグエソ社のマンサニーリャ、サン・レオンも比べてみました。どれもいいのですが、サン・レオンの柔らかいながらもシャッキリした口当たりが、刺身に合っていたようです。
Sashimi con
Manzanilla San León es perfecto.
八寸は生このこ、叩き芋、諸子の煮浸し、合鴨のロースと葱、たらの芽のから揚げとクワイ煎餅、天豆、車海老と盛りだくさん。ここでマンサニーリャ・パサダのボタNO No.39とボタ・プンタNo.40も登場。いずれも熟成期間が長いため、色は明るい琥珀色になっています。同じソレラの中の一つ置いて隣どうしの樽から出したワインですが、個性がまったく違います。味のしっかりしたものによく合うワインです。
Tapas variadas típicas para Sake, como pato,
pescado guisado, verduras fritas, etc. con Manzanilla Pasada Bota NO No.39 y
Manzanilla Pasada Bota Punta No.40.
そしてメインの煮物椀のすっぽんは大きな土鍋からアツアツをよそってもらいました。濃い、こくのあるスープが抜群です。
最後のすっぽん雑炊も旨味を吸ってリッチ。これにNo.40を少し入れてみると、さらに深みが増して、おいしさ倍増。香の物の沢庵にもシェリーはピッタリでした。
Sopa de la Tortuga Fluvial y el arroz hecho
con la misma sopa con No.39 y No.40.
シェリーは和食にぴったり。日本酒のつまみになるものなら何でも、とても相性がいいことがわかりました。
Los vinos de
Jerez y Manzanilla combinan perfectamente con todas clases de la comida
japonesa.