「GEORGIA Homeland of Wine 世界最古のワイン ジョージアワイン展」が2019年3月10日(日)から5月7日(火)まで、東京・天王洲の寺田倉庫B&C HALLで開催されています。

ジョージア（ジョージア語の国名はサカルトヴェロというそうです。）はカスピ海と黒海に挟まれた南コーカサスにあり、約8000年前からワインが造られてきました。525種類ものブドウの原産種を持ち、クヴェヴリと呼ばれる素焼きの壺を使った、伝統的なワインの製造方法が、今も変わらず継承されていることから、2013年、世界文化無形遺産に認定されています。

現在は5万ヘクタールのブドウ栽培面積を持ち、年間約1億リットルのワインを生産しています。登録されているワイン生産会社は500社ほどあり、そのうち約200社が輸出をしています。

去る3月15日(金) にはこの「ジョージアワイン展」の記者発表会があり、ジョージア環境保護・農務省レヴァン・ダヴィタシュヴィリ（Levan Davitashvili）大臣によるご挨拶と、ジョージア国家ワイン局ダヴィト・トケマラゼ局次長のご挨拶がありました。

　その後、ワイン展オープニングのテープカットが行われ、会場内では、それを迎えるジョージア民族合唱団の力強いコーラスが流れました。

展示会場一階は、パネルによるジョージアワインの歴史やブドウ品種をはじめとする諸解説。紀元前6000年、新石器時代のブドウの房が装飾された壺やミニサイズの彫像、美しいアクセサリーなど、興味深い考古学的展示物が並んでいました。二階はワインの試飲と、ワインが飲める飲食コーナーです。独特の個性あるジョージアの文化に触れられるまたとない機会です。分かりやすいパンフレットがもらえます。

【開催概要】

名　　称：GEORGIA Homeland of Wine 世界最古のワイン ジョージアワイン展

U R L：https://www.georgia-homelandofwine.com

開催日程：2019年3月10日（日）～5月7日（火）

開催時間：11:00～18:00 （平日の金曜日に限り20:00まで営業）

※最終入場は30分前まで

※期間中の一部併催イベントにより開催時間変更あり。

休 館 日：隔週月曜日（3月25日、4月8日、4月22日）

※予定変更あり。

会     場：寺田倉庫　B&C HALL（東京都品川区東品川2-1-3）

入 場 料：1,000円（未就学児は無料）

※ジョージアワイン展特製オリジナルパンフレット付き

展示内容：ジョージア国立博物館所蔵のワイン文化関連物、及び美術品、パネル展示、デジタル企画展示、ジョージアワインの試飲、ジョージアワインの販売等

主     催：ジョージア国家ワイン局、ジョージアワイン協会、ジョージア国立博物館

主催　協力：ジョージア環境保護・農務省、ジョージア教育科学文化スポーツ省、外務省、ジョージア観光局、在日ジョージア大使館、在ジョージア日本大使館、ジョージア特許庁

後     援：日本貿易振興機構（ジェトロ）、一般社団法人日本ソムリエ協会

企画制作・運営事務局：株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ、ジョージア国家ワイン局、ジョージアワイン協会

展示協力 ：Asia AC株式会社、ソニー株式会社、寺田倉庫、TD Republic、凸版印刷株式会社