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マツタケと生ハムの饗宴

13日の金曜日は、日本の場合、とてもラッキーな日になることもあります。

マエストロ・シエラというブランドのシェリーの輸入元、オーデックス・ジャパンの森さんから、「ホセリートの生ハムと吉兆(西銀座ホテル店)のお料理の会」にお誘いいただきました。

ホセリートというのは、知る人ぞ知る、生ハムの原産地呼称ギフエロのなかでもトップクラスの、ドングリを食べて育ったイベリコ豚の生ハムのメーカーです。ミシュランの星、合計5つを持つレストラン「サン・パウ」御用達で、この日は来日中の「サン・パウ」シェフのカルメ・ルスカリェーダさんもご挨拶にいらして、明るく楽しいスタートになりました。

和食のフルコースの極めつけは、吉兆の総料理長、湯木俊治さん直々にサービスしてくださった「マツタケご飯にホセリートの生ハム乗せ」でした。炊飯器の蓋を開けるとふわっと立ち上がるマツタケの香りはテーブルまで漂ってきます。続いて生ハムの香り。ホセリートの生ハムは脂身のところがなんとも言えずまろやかで、ご飯の熱で適度に柔らかくなっているのがなんとも美味。それにしても、独特の強い香りがある生ハムに負けないマツタケの香りはさすがです。

飲み物はワイン。最初はシャンパーニュ、白はオーストリア産、赤はジュヴレ・サンベルタン1998と、著名なスペインの醸造家テルモ・ロドリゲスさんがリベラ・デル・ドゥエロでつくったマタリャーナ2003。デザートには同じ醸造家がマラガでつくるモスカテルの甘口ワイン、モリーノ・レアル2004をいただきました。

 

 

 

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