5月13日(月)
バルセロナのホテルで集合し、レストラン「モンビニック」で、統制委員会会長のトニ・アルコベールさんのご挨拶があり、試飲会とランチを兼ねたオープニング・パーティを楽しみました。
その後、数人ずつのグループに分けられて、小型バンでプリオラトへ移動。まずは宿泊地のグラタリョップスGaratallops村に到着しました。
グラタリョップス村はプリオラトの価値を再発見した、いわゆる4人組と言われた醸造家たちが最初にボデガを作った村です。アルバロ・パラシオスの「レルミータ」、カルレス・
パストラーナの「クロス・デ・ロバック」、ホセ・ルイス・ペレスの「クロス・マルティネ」、そしてルネ・バルビエの「クロス・モガドール」。特にフランス南部のワイナリー出身のレネ・バルビエがこの土地のポテンシャルを知って感激し、仲間に声をかけた人で、彼とグラタリョップス村から現代のプリオラトが始まったと言ってもいいでしょう。
この日の夕方はラ・モレラ・デ・モンサンLa Morera de Montsant村のレストランへ。目の前の緑の谷とすぐ横にそびえるモンサン山脈Sierra de Montsantの岩壁がまさにプリオラトの景観そのものでした。ディナーはボデガの代表の方が各テーブルに分かれて、和気藹々の雰囲気でした。同席したのは、Trossos del Priorat(Lo mon)、Sangenís i Vaqué (Clos
Monlleó)、 Costers del Priorat (Pissarres)の方々 でした。