Japan Women’s Wine Award “SAKURA”
International Wine Competition
第1回Japan Women’s Wine Award “SAKURA” が2月1日(土)~4日(火)に開催されました。審査員は女性のみ。女性の感性でおいしいワインを選ぼうという試みです。
発案者は田辺由美さん。(一社)ワイ何度スピリッツ文化協会理事長、ワインアンドカルチャー(株)代表取締役社長としてワインの業界を見てきた方です。
この審査会を思いついたきっかけの一つは、田辺さんのメッセージによると、ワインの購買者の多くが女性であり、市場をけん引しているのは、働く女性たちであることでした。ワイン愛好者が取得できるワインエキスパート(一社日本ソムリエ協会認定)は63%を女性が占めているそうです。また、現在日本の売り上げの多くを占めるのが低価格ワインで、品質の良いワインが売れない理由の一つとして考えられるのが、何を買ったらよいかわからないので、つい安いものを買ってしまうからだと思われます。
そんなことから”SAKURA“の審査員、女性の感性で選ばれたワインを広めることによって、幅広い価格帯のワインが飲まれるようになり、低価格訴求型の市場からの脱出が期待できると思われたそうです。
私は3日(月)の審査に参加しました。会場は女性審査員だけのせいか、和やかです。数人ずつのグループに分かれ、品種別のブラインドテイスティングを4フライト行います。私たちのグループは、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴィオニエ、ピノ・ノワール、メルローで、意見を交わしながら、真剣かつ楽しく試飲を進めていきました。「サービスするソムリエさんが男性なのもいいですね」との意見も。
世界中からエントリーしたワインは1900本以上とのこと。発表が楽しみです。
以下、”SAKURA“アワードのホームページhttp://www.sakuraaward.com/jp/index.html
より抜粋し今後の計画をお知らせします。
1.入賞ワインは FOODEX JAPAN2014(2014.3.4~7)会場にて、会期中入場口近くに展示。
2.FOODEX JAPAN初日(2014年3月4日11:00~)に授賞式。
3.入賞ワインは「”SAKURA“ Japan Women‘s Wine Award」、オフィシャル・ブックを作成し、FOODEX JAPANの来場者、関係者、店頭にて配布。
4.入賞ワインはHPにて発表。
5.女性誌とのタイアップにより、多くの一般消費者の認知度をアップ。
6.入賞ワインはデパート、スーパーマーケット、ワインショップ、ネット販売会社において、「”SAKURA“ 受賞ワイン特集」を組んで販売予定。
これからの”SAKURA” 効果が期待されます。