スペイン最大の国際食品飲料展「アリメンタリア」が来年、3月26日から29日までバルセロナで開催されます。
去る9月30日そのプレゼンテーションがバルセロナで行われました。運営員会会長であるフレシネ社長、ジョセップ・ルイス・ボネ氏は、スペインの食品産業部門の輸出はヨーロッパ第3位であり、今後も輸出に力を入れていくにあたり、「アリメンタリア」は重要な位置を占めますと、多くのプロフェショナルの参加を希望していました。経済状況がイマイチ思わしくないスペインでは、ワインの消費はなかなか伸びません。そこで、輸出に力を入れるしかないというのが現状のようです。
今回はバルセロナの観光局も共催していたので、サグラダ・ファミリア見学と町のグルメ・ウォーキング・コースがありました。もちろんグルメの方に参加しました。バルセロナの観光局は「Barcelona Walking Tours Gourmet」というパンフレットを発行しています。プラサ・デ・カタルーニャを出発して、Boqueria市場に寄り、お菓子屋さんのPastisseria Escribaからゴシック地区の細い通りを通って、チョコレート屋のXocolateriaFargas、オリーブオイル専門店のOro Liquidoなどを訪ねつつ、カテドラルの広場の前まで歩きました。途中に個性的なブティックなどもあって、楽しいルートでした。
翌日は、バルセロナから近く、日本でもよく知られたスペイン有数のワイン・メーカー、トーレスTorres社を見学し、ミゲル・トーレスMiguel Torresさん直々のメッセージをいただきました。昼食後は地中海のビーチリゾート、シチェスの町を散歩して、リラックス。
「アリメンタリア」は約95,000m2の会場に、オーガニック食品、冷凍食品、ノンアルコール飲料(含ビール)、保存食、肉、乳製品、魚介類、甘味、ワイン、オリーブオイルなど12のセクションが設けられ、4000社の出展、14万人のバイヤーの参加、商談数8000が見込まれる大展示会です。
でも、時間があれば、バルセロナや周辺の地域の文化に触れてみるのもいいのではないでしょうか。フランスに近いバルセロナはどこかオシャレな空気が漂っています。
アリメンタリアの詳細、各種イベント、最新情報は10月から始まった公式サイトの日本語版でご覧ください。http://www.alimentaria-bcn.com/ja/Alimentaria/Alimentaria-2012/