6月4日(火)は12:30からパレス・ホテルでIVBAM (Instituto do Vinho, do
Bordado e do Artesanato da Madeira, I.P.=マデイラワイン・刺繍・手工芸品協会)主催のマデイラワインのマスタークラスセミナーと試飲会が開催されました。
講師はマデイラワインのテイスティング・パネルのコーディネーター、ルビーナ・ヴィエイラさん。マデイラ島の地理的条件、地形、土壌、微気候が、ぶどうに自然な酸度をもたらし、それがマデイラワインの長期保存を可能にしているといった、興味深い点を分かりやすく話してくださいました。www.vinhomadeira.pt
後半はレストラン「アピシウス」のシェフ・ソムリエ、情野弘之さんのコメントで、次のワインを試飲しました。
Medium Sweet 3 years old / H.M. Borges
Bual 10 years old / Madeira Wine
Company
Single Harvest 1999 – Medium Dry /Vinhos Barbeito
Colheita 1995 /Justino’s Madeira Wines
Verdelho 20 anos /Henriques &
Henriques – Vinhos
Sercia 1971 /Pereira d’Oliveira
第2部は19:00から赤坂の料亭「金龍」で、和食とマデイラワインのマリアージュを楽しみました。マデイラワインはアルコール度も19%以上あるし、辛口といっても甘味を持っているし、濃いので、繊細な和食とどう合うのか興味津々でした。竹してみると、意外と会います。イカのウニ和えはウニがいい! 賀茂ナスの田楽味噌が合う!といった発見がありました。
今回はマデイラ・ワイン・カンパニー、ジュスティーノス・マデイラ・ワイン、エンリケシュ&エンリケシュの3社が来日し、それぞれのワインを語ってくれました。
現在マデイラには8社のメーカーがあり、そのうち6社の製品が輸入されています。