6月16日(土)赤坂のレストラン「セルベセリア・グランビア Cervecería Gran Vía」でシェリー委員会の会が開かれました。
2010年にヘレスでシェリー・オフィシャル・エデュケーターSherry Official Educatorの資格を取った原雄美子さんが主催です。私も2004年に行われた第一回試験で資格をいただいているので、先輩として、応援に行きました。普段あまりシェリーを飲んだことがない方のための会なので、ともかくはお味見していただきました。
会はベネンシアドーラVenenciadora、小林由未子さんのフィノのサービスで始まりました。
フィノはレストランのオーナー金子さんが秋田で作っていらっしゃる三元豚の生ハムと抜群のマッチングでした。鯛のカルパッチョや小エビのピルピルにはマンサニーリャ。イワシのソテーにアモンティリャード。秋田産中型ヨークシャー豚をリンゴの木でスモークしたものにオロロソ。これがとてもリッチな組み合わせでした。〆はパエーリャ。
アイスクリームにペドロ・ヒメネスをかけたデザートが出たときには、「黒蜜みたい」という声が。実は「くずきりにペドロ・ヒメネス」が最高に大人のデザートだと思うのですが、お試しください。
本日のシェリー
Fino Quinta (Osborne)
Manzanilla Solear (Barbadillo)
Amontillado Los Arcos (Emilio Lustau)
Oloroso Maestro Sierra (Maestro Sierra)
Pedro Ximénez San Emilio (Emilio Lustau)
皆様にシェリーはとても気に入っていただけたようでした。人気投票ではオロロソが1番。続いてアモンティリャード、マンサニーリャでした。