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フィノ系ワインを飲む会




115日の午後、中野のスペイン・レストランマドリッドで「フィノ系ワインを飲む会」を開きました。同じタイプを集めて試してみる機会が少ないので、よくシェリーと一緒にされているモンティーリャ・モリーレスのフィノも加えてみました。試したのは以下のワインです。

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ですが、最大の目的は、ロシア産の”フィノ”を試してみることでした。サンクト・ペテルブルグで「XEPEC(ヘレス=シェリー)」をみつけたので、買ってきました。メーカーは、プーチン大統領がベルルスコーニ元イタリア首相とともに240年前のシェリーを開けて飲んでしまったと世間を騒がせた、あの「マッサンドラ」です。


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ただ、使用ぶどう品種はパロミノではなく、セルシアル、アルビーリョ、ヴェルデーリョ、アリゴテです。そして”ヘレスの酵母の膜のもとで”最低4年熟成していると書いてありました。ということはタイプとしてはフィノです。





けれどもフィノの麦わら色ではなく、琥珀色で、超辛口ではなく、ドライぐらいの感じです。口当たりがよく、ソフトなブランデーのような雰囲気があります。参加者のみなさまには「美味しい」との評価をいただきました。本当に美味しかったです。ただ、国際的に販売するには「Xepec」はやめて、「Массандраマッサンドラ)」としていただかないと!


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